【2024年最新作 最速レビュー】Sony REON POCKET 5 の、シリーズ史上最もパワフルな冷却を試してみた!
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/5plus-533x400.jpg)
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/taso-1.png)
けんたそ
この夏も全国的に猛暑の予報が出ています。
そんな時に頼りになるのが、例年好評のソニーのREON POCKET。
2024年最新版を入手し、進化した点や使い心地についてレポしました!
REON POCKETとは?おさらい
REON POCKET(レオンポケット)は、スマートフォンと連携して使用する、ウェアラブルサーモデバイスです。
首元に密着させて、直接冷やしたり、温めたりすることによって、暑さ、寒さの対策ができます。
2019年の夏にクラウドファンディングで第一弾が登場し、その後も様々な機能が追加されてパワーアップ。
今年2024年4月23日発売のモデルは5世代目ということで、下記の点が新しくなりました。
・吸熱量従来比 最大1.5倍で冷却能力大幅アップ
・バッテリー持ち時間 最大約 1.8倍
・新エアフローパーツ同梱で排気性能改善
前モデルとの比較
新モデルでは冷却性能をアップするための工夫が見られます。
左側に、昨年2023年4月20日に発売された「REON POCKET 4」を置いてみました。
見た目にはそれほど違いがありませんが、細かく見ると下部のファンを覆い隠す部分が
右側の「REON POCKET 5」では広く取られています。これにより、より効率のよい吸熱を実現しました。
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/5bd156fc0f4e676ff6934beaeca67492.png)
REON POCKETの裏側には、首元に当てる金属部分の内部にペルチェ素子が入っています。
REON POCKETには、ペルチェ素子といわれるサーモモジュールを搭載しています。 ペルチェ素子は通電することにより、片側が冷えて、反対側が温まる半導体モジュールです。 COOL使用時は温まった⽅をファンによって排熱し、冷却を維持する仕組みです。
REON POCKETとは
https://reonpocket.sony.co.jp/about/
見た目は左側の従来モデルとほとんど変わりませんが、
中身のペルチェ素子は本モデルのために完全に再設計されているので、
冷却効率のアップや、バッテリーの持ち時間のアップにつながっています。
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/image-747-600x338.png)
新エアフローパーツをチェック
「エアフローパーツ」は本体の熱を、服に干渉せずに外部に逃す大事な役割を担っています。
REON POCKET 5には、ロングとショート、二種類のパーツが同梱されています。
REON POCKET 5 の箱を開くと、あらかじめロングのパーツが付けられた本体と、ショートのパーツ、スタートガイド、保証書、充電用のUSBケーブルが入っています。
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/naiyou-539x400.jpg)
左側がロング、右側がショートを装着時の様子です。
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/image-739-edited-1.png)
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/image-738-edited-1.png)
実際に首元に装着してみました。
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/image-740-300x400.png)
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/image-741-300x400.png)
Tシャツを着ている時では、左側のロングだとかなり目立ってしまう印象。
右側のショートであれば、スッキリとした見た目で装着することができました。
Yシャツを着ているときにはロングがおすすめ、ちょうど襟の上に排気口が顔を出すので、シャツの中が排熱で暑くなってしまった、、というトラブルを防ぐことができます。
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/image-742-300x400.png)
別売りの専用ネックバンド(4 SMALL)は、おしゃれなベージュのくすみカラー。
SMALLというだけあり、やや小さめに作られているため、小柄な方はもちろん、ネック部分がぐにゃぐにゃとある程度曲がるため、男性女性問わずスマートに使えます。
ファッションに合わせて様々なシーンで選べるのが良いポイントですね。
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/image-743-300x400.png)
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/image-744-300x400.png)
エアフローパーツ(ショート)装着時
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/image-745-533x400.png)
冷却性能をチェック
REON POCKETをアプリにつないで、早速変化に気づきました。
左側が昨年「REON POCKET 4」をレビューしたときのアプリの画面。
右側の「REON POCKET 5」では、COOLモードに新たにレベル5が追加されています!
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/image-749-edited.png)
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/image-748-262x400.png)
バッテリー持ち時間も進化しました。
冷却レベル | REON 5 | REON 4 |
---|---|---|
1 | 約17時間 | 約9時間 |
2 | 約12時間 | 約8時間 |
3 | 約10時間 | 約7時間 |
4 | 約7.5時間 | 約4時間 |
5 | 約4時間 | - |
5+ | USB給電 | - |
USB給電時は5+という、より強力な冷却威力を発揮します!
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/5-14-533x400.jpg)
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/5plus-533x400.jpg)
正直USBケーブルを挿したままでは使いづらいので、日常使いは避けたいところですが、乗っている飛行機にファーストクラスやビジネスクラスがあると、たとえエコノミークラスに乗っていても、いい飛行機に乗っているのだなあという満足感を得るのと同じ理屈で?REON POCKET 5を所有する満足感が得られる機能といえると思います!
![](https://contents.online.nojima.co.jp/wp-content/uploads/Screenshot_20230417-111009-200x400.png)
昨年のレビューにも記載しましたが、個人的にイチオシな「WAVE MODE」も使えました!
アプリに書いてある通りなのですが、長時間強い冷却モードで使い続けると、冷たさを感じにくくなることがあります。
これは自分も経験済みで、他社の冷却装置を使ったときに、冷やしている部分がマヒしたような感覚になり、結局あまり使わずにお蔵入りさせてしまった。ということがありました。
WAVE MODEは、自動的に冷却の強さを上げ下げしてくれるので、夏場のお出かけや外回りなどで、常に冷やしておきたい時には、「WAVE MODE」は必須な機能だと思われます。
一時間ほど装着し、静かなオフィスで作業をしてみました。
MAXのレベル5では、排熱の関係でファンの勢いも高くなりますが、個人的にはあまり気にならないレベルでした。レベル5はまるで氷を入れているような冷たさのため、ほてった身体を素早くクールダウンする一時的な利用がおすすめです。
ほどよい冷たさと思えるのはレベル3で、ファンの音もほぼ無音といえる動作となり、音に関してはほぼ気になりませんでした。これなら通勤中の電車の中でも、駅から会社への路上でも、周りの人を気にせず使うことができるはずです。
まとめ
REON POCKET 5はシリーズ最大の冷却性能のため、従来のモデルを持っている人にもぜひ試してもらいたいレベルで進化していました。
今年は4月でも夏日が各地で観測されています。早め早めの暑さ対策に、ぜひREON POCKETも検討してみてはいかがでしょうか。