Sony(ソニー)ヘッドホン『WH-1000XM6』 お待たせしました!ノジマオンラインがいち早くレビュー【アーティストの想いに満ちる音。】

ヘッドホン担当
エリカ様

みなさんこんにちは!ヘッドホン担当のエリカ様です。
前モデル「WH-1000XM5」の発売から早3年。Sonyさん焦らし上手ね!!待ちくたびれたわい!!
ということで、みなさん待望の最新ヘッドホン「WH-1000XM6」をご紹介します!

待望の最新ヘッドホン Sony「WH-1000XM6」

シリーズとしてバージョンアップを重ねてきた『WH-1000X』。物語は第六章へ…… ナンバリングもついに6まできましたね~。あっという間です。
私が担当し始めた頃はまだシリーズ「3」でした。初々しかったあの頃、遠い記憶です。
昔話がはじまると、前置きが長くなりがちなのでさっさと進めましょう。まずは商品をお披露目!どうぞ!

最新モデルのカラー、付属品は?

カラーは1000Xシリーズではお馴染みの「ブラック」と「プラチナシルバー」の2色展開。
プラチナシルバーは、実際には薄いベージュっぽく見える色味です。グレージュのような感じ。

前モデル「WH-1000XM5」では、あとからスモーキーピンク色が発売されたり、海外限定でネイビー色、日本ではBlue Note Tokyoとのコラボでミッドナイトブルー色が出ましたね。今回も、新色はぜひとも出してほしいところです。(推しが海外限定色をつけていて、おそろいにできなかった悲しい思い出……!)個人的には、ド派手な差し色を強く希望。

ロゴは、ヒンジの部分にさり気ない感じでいらっしゃいます。
シルバーは光の加減によってはロゴ、見えにくくなります。(こんなにロゴにこだわってるの私だけな可能性が高いですが)ブラックの方がくっきり見える!

また、ケースが大幅リニューアルされました。

今シリーズから、ヘッドホン自体を折り曲げて小さく収納できるようになり、チャックで閉めるタイプからマグネットで止める(マグネットロック)に変更になりました。
完全ワイヤレスイヤホンと比べると、ヘッドホンはサイズが大きい分どうしてもかさばってしまいますが、「WH-1000XM6」はコンパクトに折り曲げられるので省スペースにもなります。
ケースにいれずそのまま生身をバッグにぼーんのズボラ族(私のこと)にもありがたい変更点です。ヘッドホン自体は、前モデル「WH-1000XM5」と比べると全体的に丸っこく、小さく収まっているように見えます。

肝心の機能・音質は?

見た目も大切ですが、肝心の機能・音質はどうなの?と気になりますよね。
まずは前モデル「WH-1000XM5」との比較をしてみましょう。

・ノイズキャンセリング機能の強化
・マイクも6個に増えて通話性能向上
・装着感アップ

この辺りが特にパワーアップしております!
こんなに色々と進化しているのに、重さはほぼ変わらずというのが素晴らしい。

ではでは、様々な進化の中で、今回は特に私が気になった4点を深堀りしていきます。

①ノイズキャンセリング機能の強化

高音質ノイズキャンセリングプロセッサー「QN3」を搭載し、世界最高クラスをさらに更新!完全ワイヤレスイヤホンの「WF-1000XM5」と比較してもよりパワーアップしています。
実際に通勤の電車内で使用してみましたが、過去シリーズと比べても更に強化されているのを体感できました。ノイズというノイズがしゅーーんと吸収されていくあの感じ、相変わらずすごい。
電車・新幹線・飛行機などノイズが特に気になる場所に行くなら、ヘッドホンがおすすめ。「WH-1000XM6」も強い味方になってくれること間違いなし!

外を歩いているときには、ノイズをキャンセリングしすぎて危ない感じではありますが、Sony 専用公式アプリ「Sound Connect」を使えば、使用シーンによってモードが自動で変わるので、歩行時は自動的に外音取り込みとなり、安心です。
この機能はかなり前から搭載されていて、もはやSony製品なら当たり前の機能になっていますが、本当頭いいな!空気読んでいるな!と毎回感心してしまいます。

▼Sony 専用公式アプリ「Sound Conect」について詳しくはこちら ※Sony公式サイトに遷移します。

②マイク、増えてます

内臓されているマイクの数が4個→6個に増量。これにより、更にクリアな音声を通話時に相手に届けることができます。
4個でも充分すぎるだろうと思うのですが、さらに2個も増えているなんて……!
(某薄皮シリーズの有名菓子パンが5個→4個になったときにショックを隠せなかった私としては、増えるなんて衝撃です。)

③映画館のような臨場感のあるサウンド

個人的に一番感動したのが、今回搭載された「シネマ・BGMモード」。
Sony 専用公式アプリの「Sound Connect」を使用して簡単にモードを切り替えることができるのですが、この機能を使って動画を見ると、まるで映画館にいるような迫力と臨場感あるサウンドを、手軽に楽しむことができます!
ぜひとも、自らの手でモードを切り替えてその違いを体感してほしいなと思います。
(ホラー映画を深夜に「WH-1000XM6」と共に見るのはおすすめしません。マジで怖いから)

シネマモードでは、映画を家で見るときあるある、人の声が小さすぎるわ~とボリュームあげると、他の効果音やバックミュージックが爆音になってしまうあの現象も解消します。
よりセリフが協調されて聞き取りやすくなったように感じました。
一人で映画鑑賞する際のお供は、ポップコーン・お酒+ヘッドホン。これが3種の神器になる時がくるかもしれません……!

もう一つのBGMモードは、切り替えると少し後ろのスピーカーから音が鳴っているように感じるエフェクトがかかります。
ライブ会場で流れている音楽っぽいエコーがかかっているような感じや、カフェでお店のBGM聞きながら作業しているような感じというと、イメージがしやすいでしょうか。
ノイズキャンセリング+スタンダードモードで没入感に浸るのもいいですが、「ちょっとそれだと耳が疲れちゃうな」ってときにおすすめ。

また、モード変更は、どちらも音源問わずにボタン一つで切り替えることができるのがありがたいです。

④装着感・想いを届ける音質
音楽を聴くためのヘッドホン!なのでこの二点はやっぱり気になりますよね。
ということで、ブラック&プラチナシルバーを試着してみました!男女スタッフ1名ずつ、着用イメージを撮影したので、比較してみてください。

ぱっと見た感じは前モデル「WH-1000XM5」からあまり変わらないように見えますが、「WH-1000XM6」の方が少し丸っこいので、よりぎゅっと包み込まれているような装着感です。
ボタンも大きくわかりやすくなり、触感での操作がとてもしやすくなっています。

イヤーパッドの部分も変わらずもっふもふなので痛くなる心配もなさそうです。

あらためて、ブラックの方がはっきりSonyのロゴが見えるのが、やはり良いですね(大事なことなので二回いいました)
でもシルバーはヒンジ部分がツートーンカラーになっているので、より上品に見えます。
これは個人差あると思いますが、ヘッドホンを首にかけたときに鎖骨と首に当たる感じは「WH-1000XM6」の方が強いように感じました。
前モデル「WH-1000XM5」は持った時に下にだらんと伸びる感じですが、折り曲げられる分、「WH-1000XM6」の方がくるんと丸く収まってしているからかもしれません。

著名な4人のサウンドエンジニアとの共創

各音楽ジャンルのプロフェッショナルが4人も!まるでアベンジャーズのようにそろったことにより生まれた音質。
ど素人の私は、サウンドエンジニアによって楽曲の仕上がりが決まるということを知らなかったのですが、今回集まった4名は、誰もが聞いたことがあるアーティストたちの楽曲を手掛けた精鋭ぞろい。
各分野のプロが出がけているので、ジャンルを問わずに、アーティストの想いを届けるチューニングに仕上がっています。

個人的には、クラシック・KPOP・EDM・ジャズに強いように感じました。
特に、オーケストラのハイレゾ音源をシネマーモードで聞いた時の感動はすさまじかったです。これもぜひとも体感してみてください。
テンションをバチくそに上げたいとき・家でゆったりしたいとき・推しの音楽を堪能したいとき…… どんな時でも寄り添ってくれるやないかい、「WH-1000XM6」さん!

さいごに

いかがでしたでしょうか。
約3年ぶりの新シリーズ。待っていた甲斐があったぜ!と思わせてくれる、納得の1台でした。
個人的に感動したのは、やっぱりシネマモード。これ1台あれば家での映画鑑賞QOLが格段に向上しそうです!
完全ワイヤレスや有線しか持っていないよ~という方も、二台目としてお迎えして、TPO別で使い分けて楽しんでほしいです!
(Sonyさん、奇抜な新色を私は待っています。大事なことなのでこれも2回言いました)

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