【新商品】イヤホンもパーソナライズする時代！？DENON最新完全ワイヤレスイヤホン「Denon PerL」試してみました！

2023年7月18日 2023年7月20日

ノジマオンライン

みなさんこんにちは！オーディオ担当のエリカ様です。

私がイヤホンの商品担当となり、早3年…さまざまな進化を遂げたワイヤレスイヤホンですが、
次にくるのはパーソナライズ！？

今回は、DENONの最新完全ワイヤレス【Denon PerL】をご紹介します！

DENON×MASHIMO＝パーソナライズイヤホン！？

2022年2月に、デノンやマランツなど数々のオーディオブランドを擁する米Sound Unitedを、医療機器などを展開する米Masimo Corporation（マシモ）が買収。
音響と医療機器と言うと、あまりつながりを感じられない方もいるかもしれませんが、そんな夢のような共演(？)で生まれたのが
今回ご紹介する、【Denon PerL】です。
医療機器メーカーの技術を応用できる、新体制となったDENONならではの強みですね、他にはなかなか真似できない…！

‐聴こえ方の個性に合わせ、音を整える‐

視力に合わせて眼鏡をオーダーメイドするように、イヤフォンのサウンドも個々のユーザーの聴こえ方に合わせてカスタマイズする時代がやってきました。
今までも、イヤーピースを変えたり、アプリのイコライザで自分好みのサウンドにできるのはもはや当たり前になっていますが、
パーソナライズ機能とは何ぞや？と、最初ご紹介いただいた時、私の頭の中は？？？状態でございました。

パーソナライズ機能「MASIMO AAT」

人の聴力には個人差があり、リスニング体験の質に影響を与えることがあります。
PerLシリーズは、医療技術を応用したパーソナライズ機能「Masimo AAT（Adaptive Acoustic Technology）」で自動的に聴こえ方を測定し、
あなたに最適なリスニング・プロファイルを作成。

な、なんかカッチョイイ…！（語彙力）

と言う訳で、突然の近未来感にワクテカしながら、リスニング・プロファイル作りに取り掛かるエリカなのであった…

まずは開けてみました。

パーソナライズサウンドって何！気になる！かと思いますが、
まずはイヤホンのご紹介。

今回、Denon PerL・Denon PerLProの二種類が発売となりました。
どちらもパーソナライズサウンドには対応。じゃあ具体的に何が違うの？と言うと…

PerLProに搭載されている機能はこちら！

空間オーディオに対応
イコライザーの調整可能
対応コーデックの多さ：aptX Lossless (44.1kHz/16bit) / aptX Adaptive (96kHz/24bit) に対応
内蔵マイク：左右各4個（1個の骨伝導マイクを含む）→PerLは2個
マルチポイント対応

他にも充電時間がPerLProの方が早いなど、細かい差もありますがパーソナライズサウンドを存分に堪能するなら、PerLProがおすすめです！
マルチポイント対応なのも助かる。

個人的には、金銭的な事情などでどーしても…と言う方以外には、ぜひともProを体感してもらいたい！2機種並べてみましたが、ぱっと見は正直同じです。

最初見た時、小型化が進む昨今にしてはイヤホンでかくない？と正直な話思いました。実際つけてみても、なかなかの存在感なのですが
これが不思議、つけている分には重さや装着してるぞ感はあまり感じません。

夏の休日仕様の私。

耳の軟骨部分にうまく当たらないようにできているようです。
大き目のピアスと合わせてみると、イヤホンも繋がっているアクセサリーのように見えます。そしてどでかく【DENON】のロゴ！いいですね！

そしてイヤーピースも種類豊富です！

シリコン製イヤーチップ：XS / S / M / L
フォームイヤーチップ：1
ウイングアタッチメント：2

さぁさぁ、お待ちかねの「MASIMO AAT」の登場です
※今回はPerLProで設定しています。

まずはアプリをダウンロード。指示の通りに進めるのですが、英語でわわわ～と色々言われて、圧倒される私(ペアリングって単語は読み取れた)
しばらくすると、ドキドキの聴力測定に入ります。

開始すると…

くぁwせdrftgyふじこlp！？
※耳からピロピロピロピョローンと謎の機械音が流れて、テンションがあがるエリカ

SF映画で何かを検索している時に聞こえるような、謎の電子音が流れ続けます。電脳の世界に飛び込んだ気分(囁くのよ、私のゴーストが…

パーソナライズの合間には、他の機能の設定＆紹介が出てきます

ソーシャルモード → 外音取り込み機能です・アプリでもタッチでも変更可能
空間オーディオ → 対応しているのです！(PerLProのみ)
ノイズキャンセリング → これもアプリでもタッチ操作でも切り替え可能です。

そんなこんなしているうちに、パーソナライズが終了
何だか恥ずかしいですが、ここで私のデータをどーんと公開！

ちなみにニュートラルな状態がこれ、結構違いますね。

気になったのでDENONの担当者さんに、私の結果についてのコメントをもらいました。

とても耳が良いと思います。
左右で差はありますが、上手い具合で補完しあっていると思います。

12時から時計回りに低音、中音、高音と表しているのですが、
結果を見るに、特に中低音と高音が平均より良く聞こえていると思います。
とても優れた結果だと思います。楽器でもやっていたんでしょうか。

まさかの褒められた笑
特に楽器をやっていた訳ではないのですが、イヤホン担当としてのメンツは保たれた模様。
(たしかに地獄耳なので色々とよーーーーく聞こえちゃうんですよね)
褒められたことにニヤニヤしつつ、お気に入りの楽曲でさっそくパーソナライズサウンドを試してみました。

くぁwせdrftgyふじこlp！？
※2回目

な、なんだこれは…！こんなにも違うのか！？す、すごい！！(語彙力)
すごいとしか言えない自分の語彙力にがっかり。

ニュートラル(パーソナライズしていない状態)でも、充分に高音質なのですが、パーソナライズ済みに切り替えてみると、その違いにただただ驚きます。
(空間オーディオ機能もあるとは言え)臨場感、音の響き方が段違い。言葉にすると難しいですが、自分の鼓膜に音が吸い付いてくるような感覚です。
これがパーソナライズなのか…感激。

結果は人によって本当に十人十色なので、他の方のパーソナライズ済みの設定で聞いても、何だかしっくりきませんでした。
自分だけの、カスタマイズされた【Denon PerL】が作れるのは嬉しいですね！

この機能に加えて、ProEQ機能や下部のモード設定で、低音をさらにずんずんに効かせるなど、更に自分好みにすることも可能です。※PerLProのみ
私はレポでも何度か書いていますが、低音をライブハウスばりにバチバチに効かせたいので、低音モード最大にしています。