2022年版 プリンターバトル(2):各メーカー、印刷の得意・不得意で選んでみます
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こんにちは。前回に引き続きホルモンヌです。
前回は、各メーカーのプリンターのスペックから、プリンターの選び方をお伝えしました。
今回はカラーコピー・モノクロコピー・カラー印刷、L判の写真印刷(光沢紙)をしてみます。
プリンターによって向き・不向きがあるので、面白い比較かと思います。
前回の記事はこちら
今回も↑の3機種を使用しています。
もくじ
カラーコピーバトル
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前回、カラーコピーの速度についてお伝えしましたが、今回はプリントしたものを比べていきます。
ここで注目スべきなのは、
エプソン:6色染料インク
キヤノン:5色染料インク
ブラザー:3色染料インク
と、使用するインクの数が違ってくるというところ。
6色インクを使うとやっぱりきれいなの?
5色は?3色は?と比べると違いが色々出てきます。
*オリジナルは、PDFのデータをキヤノン製のカラーレーザープリンターで美しくプリントしたものを使用しました。
キヤノンでカラーコピー
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オリジナルと比べると、黄色の部分はやや赤みが強い。
赤い色はソフトになり、オレンジぽさがある。
オリジナルをスキャンしてからプリントしているのでシャープさはやや欠ける
スキャナーの跡(?)らしい、横線がある
染料インクでA4をめいっぱいプリントしているので紙のヨレヨレがある
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エプソンでカラーコピー
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オリジナルとの色の差はキヤノンほどはないです。これが6色インクの力?
全体的に明るいけど、コントラストが高い感じ。近似値の色(オレンジと黄色)だとオレンジが明るく出ている。
スキャナーでスキャンしました、的な線はありません。
スマートに熟している感がありますね。
紙のよれよれ具合が少なめです。
ブラザーでカラーコピー
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全体的に色が薄く、ノイズがあります。3色インクの限界?
薄くてノイズがあるけどオリジナルと色は似ている。
ヨレヨレもなく、スキャナーのラインもなし。
がしがしとコストを気にせずにプリントするには良いですね。
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カラー印刷バトル
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次にカラーでプリントしてみます。
元データはPDFです。データからのプリントなのできれいにプリントされるんだろうなと期待。
キヤノンのカラープリント
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色にはなかなか忠実です。
真ん中のうっすい水色部分もきれいにプリント。ピンクもうすーくプリントされおります。(カラーコピーではいまいちわからなかった)
木目の看板部分の模様がイマイチのような気がします。若干ノイズあり。
エプソンのカラープリント
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はっきりくっきり、きれいです。ノイズもなし。
真ん中の薄い水色部分(があるはず)と薄いピンク部分(があるはず)が見えません・・
端折られちゃった!
エプソン様なのに、そんなことあっていいのかー!!
ホルモンヌはエプソンのプリンターを勝手に「格上」っぽく思っています。(デザイナーさんとかが使ってたイメージだから)
ブラザーのカラープリント
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カラーコピーと同じく、薄めの仕上がり。コスパ重視!
ノイズもあります。
真ん中の水色部分だけほんのりプリント
モノクロコピーバトル
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モノクロコピーを行います。こちらはブラザーのレーザープリンターでオリジナルをプリントしています。
顔料ブラックを装備しているキヤノン・ブラザー VS 染料ブラックで独自の文字プリント技をお持ちのエプソン機、ってなところでしょうか。
キヤノンのモノクロコピー
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キヤノンの顔料ブラックの色は若干イエローっぽい黒です。
文字は少しだけ太くなっています。
横のストライプ模様もカラーコピーと同じく健在。
薄いグレー部分に色にムラがある感じがしました。あとグレーの濃淡が微妙・・。
エプソンのモノクロコピー
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エプソンの染料ブラックコピーは、青っぽい黒インク。
文字が少し太めだけどとてもきれい。
ムラもなく、美しいコピーです。
ブラザーのモノクロコピー
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ブラザーも若干色が薄めですが、とてもきれいにコピーしています。
ムラもまったくない。素晴らしいです。
グレーの薄さや濃さもはっきりでています。
文字は見やすい感じ。オリジナルに一番忠実ですね。
(若干スキャナーのストライプ感はありますが、気にならない程度)
写真(L判プリント)
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富士フイルムのお高い紙をブラザーさんから提供していただきましたのでそちらを使用しました。
各メーカーのプリンターのアプリでオリジナルの写真を選択し、L判を選んでプリントしました。
それぞれの写真をテーブルに置き、デジカメで写真を撮っています。
ちょっと暗かったのでPhotoshopで明るさのみ調整しています。
モデルはかわいいかわいいふうまくん(猫・男の子・1歳くらい)です。
野良出身の保護猫、臆病者の甘えん坊
グレーのハチワレでしましまも入っている珍しい柄
細かな色味がプリンターでどこまで表現できるか!?
キヤノンのL判写真印刷
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色の出方が自然です。コントラストもちょうど良い感じ。
背中の毛の色にも忠実。
目のイエローがもうちょっと出たらいいのになと思いました。
エプソンのL判写真印刷
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コントラストが高め
地面とにゃんこの色が似ていますが、にゃんこが立体的見えます。
若干マゼンタが濃い気もします。
その割に目のイエローはあまり出ていない。
ブラザーのL判写真印刷
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柔らかく、ソフトな印象。
アプリの仕様で写真がうまくはまらず、頭が切れてしまいました。
3色インクの限界?光沢紙での写真プリントはあまり得意ではないのかもしれません。
まとめ
各メーカーごと、色々特徴がありますね。
毎年プリンターバトルを行っていますが、毎年驚いたり納得したり・・です。
ブラザー機は写真以外は大健闘。カラーやモノクロのA4でのコピー、プリントはとてもきれいです。写真はお店プリント、とお考えの方にはとても良いプリンターですね。
ふんわりとした写真の色合いは見方によっては良いかもしれません。
顔料インクは水にも強いので、がんがんモノクロでプリントしてもマーカーでラインを引いたりしても、
にじまないのかな・・と思いました。ブラザー機、モノクロ強い!さすが!
びっくりしたのはエプソン機。青っぽい黒ですが、染料インクは文字のプリントは苦手と聞いていたけれど、エプソンの染料ブラック印刷技術に感激しました。でも水に濡れたらな・・と若干不安。
でもカラープリントはちょっと微妙。期待していた薄い色が表現出来ていなかったのでそこでは評価が下がりました。
L判写真の立体的でコントラストの高いプリント具合は写真を見たひとには印象的ですね。
写真のプリントが多い方にはエプソン機はおすすめです。
キヤノンはちょっとスキャナーの跡が気になりますが、カラー印刷はどこのメーカーでもはっきり出なかった薄いピンクや水色もきちんと出ていました。
エプソン機ではっきり出るかと思っていたら以外にキヤノン機で薄い色が出ていたのでびっくりしました。
モノクロコピーはムラがあったりしてちょっと残念でした。
写真プリントはデータに忠実です。のっぺり感はなくコントラストのバランスが良いと思いました。
そして今気がつく、「肌色比較」をせんかった・・
何回プリンターバトルやっとんじゃ・・やってしまった・・すみません。
次回はついにスマホで各メーカーの年賀状アプリを使って年賀状を作成した様子などを報告します。
年賀状はアプリを使えばとっても簡単に出来てしまいます。
ホルモンヌの気になっていたIDプリントや、楽しいペーパークラフトについても記事にしますので、どうぞお楽しみに。