【有機ELテレビなど】(自称)世界一速い新商品レポート第二弾!LGに潜入して新技術を解説!

テレビ商品担当 Z

みなさんこんにちは。TV担当のZです。
新商品レポート企画の第2弾として、LGに行ってまいりました。
新型の進化点だけでなく、独自の機能やここにしかない変わったTVなど紹介していきます!

🔽新商品レポ第一弾はこちら

世界一速い新商品レポート!REGZAに潜入して新型有機EL TVとMiniLED TVを比較してみた!

みなさんこんにちは。TV担当のZです。 <br>春といえば進級進学、別れと新たな出会い、桜、そして何より、新型TVの季節ですね! <br>でも新型テレビの面白さって、なかなか…

そもそもLGって?

LGは韓国の企業で、有機ELテレビは世界シェアナンバー1。日本のメーカーにも有機ELパネルを供給しているメーカーです。

お邪魔したLGの展示会場は、最先端の技術の集大成という感じで、テレビ好きの私にとって、それはそれは天国のような空間でした…👼

【有機ELテレビLGの2023年最新モデルをチェック

2023年のLG、有機ELテレビのラインナップでは、最上位モデルに「G3」スタンダードモデルに「C3」が位置づけられました。

新型G3はマイクロレンズアレイを搭載しています。これにより、従来のパネルにて内部反射で失われた光を放出することで、消費電力を変えることなく明るさが上がっています。 日本では、Panasonicが有機ELビエラ史上最高の映像美を実現と謳うMZ2500シリーズ(7月下旬発売予定)にも使われている技術です。

新旧並べてみた

ではお待ちかねの新旧比較です。

下段手前がOLED65G3、奥がOLED55C3、上段手前がOLED65G2、奥がOLED55C2

(遠くから雑に撮影してみても、こんなに違うのか…)

下段手前のTV(新型G3)だけ街頭の明るさが違いすぎる。こんなに違うものなのか、もっと詳しく見てみます。

最上位モデル G2(旧型)とG3(新型)の比較

上がG2(旧型)
下がG3(新型)

まず感じたのが、LGのTV自体の進化。

有機ELパネルの製品が出始めた4,5年前と比べ、画質の向上は目を見張るものがあります。今年のモデルもさることながら、去年モデルでさえ絵作りは質も高く、進化しているのだなと感じさせてくれます。昔のイメージでいた私、浦島太郎状態です…

こちら見せていただいた時期的に、日本で発売する用に日本ナイズされる前のモデル(実際の製品版と異なる点もあります)でしたが、ここからさらにどうやって絵を進化させてくるのか、楽しみです。

上がG2(旧型)
下がG3(新型)

画面中央あたりの明るい部分は、G2と比べてG3の明るさが際立っているのが分かりやすいです。
逆に強すぎるがゆえにつぶされやすいので、この辺りは製品版で改善を期待です。

次の写真を見ましょう。

上がG2(旧型)
下がG3(新型)
上がG2(旧型)
下がG3(新型)

1枚目の太陽?の周りの空や、2枚目のビルの下部にある施設の周りなど、
明るい表現に対してはマイクロレンズアレイのおかげか、G3の方が明るいように感じます。

2枚目は細かいですがビルの骨組みなど、細かい白に近い部分もくっきりしている印象です。
明るい系の色合いの中で濃淡、明暗を使ってできる表現が広がっているのかな?

スタンダードモデルC3 と プレミアムモデルG3 の比較

ここからはC3とG3の比較を見ていきましょう。

※ちなみにOLED55C3の下部にサウンドバーがくっついてますが、同梱品ではないみたいです。

残念。

下段左からOLED55C3、OLED65G3(上段は前年モデルOLED55C2、OLED65G2)

火元の映像わかりやすいな。

他機種写っちゃってますが4機種比べてみてもG3は圧倒的に炎の表現が際立ってます。

明部の表現、燃えてる感のリアルさ、プロセッサーの違いもありますがそれをここまでしっかり表現できるマイクロレンズアレイの明るさを感じます。

左からOLED55C3、OLED65G3

左より右の方が、俳優さんの顔が認識しやすい状態になってます。
逆光ですが、明るさのバッファがある分だけ、俳優さんの顔をちょっと明るく表現しても、後ろの光(おそらく日光)に負けてないという感じです。

LGのTVに備わったおもしろ機能を紹介!!

マジックリモコンを動かす動画

LGのテレビをご存じの方にはおなじみのこの機能、リモコンをポインタのように合わせて操作ができます。

中心部にはホイールがついており、スクロールも簡単にできちゃいます。

なんなら内部のOSで、こんな感じでWEBが使えて買い物もできちゃいます~

ノジマオンラインをWEBOSで開いている動画

※完成版ではないので英語表記ですが、日本発売のものは日本語になっているとのこと。

こちら私も現地で初めて知った機能なのですが、自分がきれいだと思った映像を選択していくことで、最も自分がきれいに感じる映像をTVが判断、それに合わせて色合いを調整するという機能(ピクチャーウィザード)を搭載。

いいテレビほど映像設定はめちゃくちゃ種類があって、色合いやコントラストなど各項目100段階くらい調節幅がある中で、自分に合うものをこれだけ簡単に決めてくれるのはめちゃくちゃ楽ですね。まるで自分専用の映像調整担当者がいるみたいです。

まとめと感想

さて、新商品の紹介は以上ですが、いかがでしたでしょうか。

LGのTVはマジックリモコンなど、日本メーカーにない独自性がある商品が多いのが特徴です。

リモコンの操作で曲げられる有機ELTV

ここでは紹介できませんでしたがこんな感じの独自性のカタマリみたいなテレビや、日本未発売でお見せできませんがアイデア性にあふれるテレビなど、TV好きにはたまらない製品をたくさん作っています。

今後もLGが発売する、独創的なテレビが楽しみです。

ご紹介した機種はこちら

最上位モデル G3

スタンダードモデル C3