【使用レポート】2025年 最新の自動調理器を比較して使ってみた! ~シャープ vs パナソニック vs 象印マホービン~


こーさん
簡単に調理ができる「自動調理器」。
中でも「自動調理なべ」は、食材を入れたら、あとはおまかせ簡単調理♪の便利なキッチン家電です。
ですが、どれくらい楽に調理ができるか?は、実際に使ってみないとわからないハズ。
そこで、最新の3機種を各メーカーよりお借りして、
カレーなどの料理を実際に作って比較してみました!
もくじ
自動調理器を使うメリットは?
自動調理器の特徴は、簡単に料理を作れること。
カレー・煮物・炒め物など、
「食材をセットしてスタートしたら、後はほったらかしで調理できる」のがメリットです。
圧力をかけられるタイプは、
長時間かかる煮物調理などを時短で出来るなどメリットがありますが、
今回試す3種類の家電は非圧力タイプの自動調理器となります。
非圧力タイプの自動調理器は、
煮物・焼き物に炒め物も出来て幅広い調理レシピが魅力となります。
かき混ぜる機能があったり鍋を直接火にかけて調理が出来たりと、
従来の自動調理器にはない機能もあるため比較してみました。
比較した商品
自動調理器(非圧力タイプ)と、機能が近い機種で色々料理を作りながら比較してみました。
カレー対決!各社レシピ比較!

まずは、みんな大好きなレシピNO1の「カレー」を題材にしようと思います。
各社ともカレーレシピは何種類かあり、一番注力しているカレーレシピで比較してみました。
対決条件
条件
- 各社の注力カレーレシピにて調理
- 同じルーを使用(今回は「ザ・カリー(ハウス)中辛」を使用)
- レシピ通りの材料、量で調理(4人前)
- 家族4人<本人・妻・長男・次男)で夕飯にて食べ比べ
調理&実食の感想

最初はパナソニック[オートクッカー]の「ビストロカレー」

具材はにんじん、牛バラ、たまねぎ、じゃがいも。
隠し味にバナナ、リンゴ、ニンニクを入れるレシピになっていました。
料理時間は50分。基本的には具材を入れてスタート押すだけでとても簡単に出来ました。
具がゴロゴロある出来栄え!

こーさん
実食の感想
バナナやリンゴが入っているので甘い感じかなと想像しましたが、辛さが上回っている感じでした。
野菜がゴロゴロとあり食感も良く、隠し味でよりマイルドになっていて、子供も美味しいと評価は高かったです。

お次はシャープ[ヘルシオホットクック]の「チキンと野菜の無水カレー」

具材はトマト3個、たまねぎ2個、セロリ1本、チキンでにんにく、しょうがを隠し味に。
水を入れないで野菜の水分を使った無水カレー。料理時間は65分。
水を全くいれないってどんな感じになるのかと思いましたが、出来上がりはかなりトロトロな状態に仕上がっていました。
野菜から出た水分だけで作った無水カレー!味が気になります!

こーさん
実食の感想
野菜の水分だけで作った味はどんなものか?
トマトをふんだんに使っているだけあってトマト感が強く、トマト好きには大好きな味。
カレーの辛みも感じられて、酸味が強く大人向きの味わいでした。

最後に象印[ホーロー電気調理なべ]『コクうまビーフカレー」

初の2つと比べて具はたまねぎと牛肉のみ。
ひと手間かけて美味しくすることをコンセプトにしているので、たまねぎをホーロー鍋に入れて火にかけるのが15分くらい。
トータル60分。出来上がり10分前にブザーが鳴りカレールーを溶かす。
他との違いは具材が少ない代わりに手間がかかっている分、味にどう影響が出るのか!

こーさん
実食の感想
全て同じルーを使ったのでカレーの味に違いはないと思って一口食べたところ「辛さがマイルドになっている!」
たまねぎを炒めたり、ルーを後入れするなどの「こだわりレシピ」のため、同じルーでも全然違う味になっていました。
どのカレーも美味しかったけど、象印はカレー本来の味をよりグレードアップしている印象で、子供も大人も美味しいと感じる味でした。
シャープ[ヘルシオホットクック]特徴

かき混ぜ機能「まぜ技ユニット」がついているので、炒め物から煮物まで幅広いレシピが使えるホットクック。
「COCORO KITCHEN」アプリを使えば、レシピが豊富でメニュー選びに困らないのが特徴です。
投稿サイトの「ホットクック部」や「メニュー集にない料理を作るコツ!」などのサイトもあり、アレンジメニューが豊富なのもうれしい。

上記メニューたちは、1品あたり15分以内で出来る時短メニューです。
さっと一品作りたいと思ったときに、冷蔵庫に入っている食材でさっと調理出来るレシピがあるのはとてもうれしい!
パナソニック[オートクッカー]特徴

鍋底をかきまぜる羽根が特徴のオートクッカー。
鍋底を這うように羽根がかき混ぜてくれるので、食材が焦げ付きにくく炒め物に大きなメリットです。

食品メーカーとコラボしたレシピもあり、
「味の素ザ・チャーハン」がレシピに搭載されていたので、レンジ過熱とオートクッカー調理で比較してみました。
レンジ調理だとべたつきがある感じでしたが、
オートクッカー調理だとパラとしたチャーハンに。
他の機種では実現できないレシピと感じました。
象印[ホーロー電気調理なべ]特徴

ホーローは熱が均一に伝わりやすく、カレーや煮込み料理におすすめ。
焼くひと手間でうまみを引き出す。
ホーローだから出来る他にはない「直火」+「自動調理」という調理方法で他では出せない味を出します。

ホーロー鍋をそのまま食卓に出すイメージで、クリームシチュー(左)と、煮込みハンバーグをつくってみました。
しっかり味が染み込んで美味しく出来たのと、余ったらそのままフタをして冷蔵庫に入れることが出来るのも良いです。
比較表~まとめ~
シャープ ホットクック | パナソニック オートクッカー | 象印 ホーローなべ | |
煮物 | 〇 | 〇 | ◎ |
炒め物 | 〇 | ◎ | △ |
アプリ | △ | ◎ | 〇 |
レシピ数 | ◎ | △ | 〇 |
アレンジ | ◎ | 〇 | 〇 |
レシピ味 | 〇 | 〇 | ◎ |
お手入れ | 〇 | 〇 | 〇 |
シャープ ホットクック
レシピが豊富で投稿サイトで色々なアレンジメニューが他を圧倒しています。
アプリは他の家電製品などの連携も多く、バナーも沢山ありすぎて使いこなすまでに時間がかかるのと、レシピページから直接送信ボタンが他社と比べるとなかったので△。
慣れれば問題さそうです。
色々なサイトで豊富なレシピ料理を作ってみたい方におススメ!
パナソニック オートクッカー
炒め物に強く、ジャーマンポテトなどカリカリに仕上がり子供に大人気な仕上がり。炒める機能は他を圧倒していました。
アプリが一番使いやすく直感でわかるのが良かったです。レシピ数は今でも十分ですが、もっと増えると良いなと△。ご当地レシピなども増えていました。
炒め物のメニューが豊富で煮物まで幅広いメニューを作ってみたい方におススメ
象印 ホーロー電気調理なべ
ホーローなべの特徴である直火でひと手間かけたワンランク上の料理をつくることができました。
炒め物調理が無いのが比較として△。
煮物メニューが豊富でワンランク上の美味しい料理を作ってみたい方におススメ

こーさん
それぞれ特徴がありますので、良かったら参考にしてください♪