【ノジマオンラインコラム】おいしいごはんを炊く方法

キッチン家電
担当こーさん

こんにちは!キッチン家電担当のこーさんです。
たびたび、「良い炊飯器を買ったから、よりおいしいごはんが食べたい!いつもと違う炊き方を知りたい」…というお声をいただきます。
せっかく良い炊飯器を購入したら、おいしいごはんを食べたくなるもの。ごはんをおいしく炊く方法をまとめました。※
おいしい炊き方をチェックして、おうちでおいしいごはんを食べしょう!

※炊き方にこだわる、象印マホービン様にご協力いただきました。炊飯のプロのおすすめ通りに炊けば、間違いなし…!

お米の保存方法

おいしいままを、密閉する。

実は、お米には野菜と同じように鮮度があります。空気にふれると酸化が進み、徐々に風味を失ってしまうもの。
買ったままの状態の米袋には空気穴がついているので、購入後は密閉容器や密閉袋に入れて保存しましょう。

ポイント1:少量で購入
日が経つと風味が落ちるので、1ヵ月で食べきれる量を目安に。

ポイント2:密閉で保存
お米の鮮度を保つため、密閉容器や密閉袋で保存を。

ポイント3:冷蔵庫で保存
高温多湿の環境はお米が傷む原因になります。夏はもちろん、暖房をつける冬も冷蔵庫で保存するのがオススメ。

お米の計り方

「カップ山盛り」と「すりきり」がキーワード。

ごはんを炊くときに、つい見落としがちなお米の計量。お米の量が少し変わるだけで水加減のバランスがくずれ、炊き上がりが硬くなったり、柔らかくなったりします。カップ山盛りをすりきり、正確な量を計りましょう。

キッチン家電
担当こーさん

お米の豆知識🌱
『お米1カップ』は、1合分のことで、グラムにすると150g。ちなみに「1升」は10合分のこと。
また、ミリリットルにすると180ml。お料理用の軽量カップ(200ml)で量るとすこし多いので、同じカップを使う祭には注意が必要です。
『お米1カップ(1合)』で約2人分炊けるので、もし余ったら冷凍してもいいですね。

ポイント!
すりきりの仕方で、お米の量は大きく変わる。

上手に計量するコツは、まず計量カップに山盛りのお米を入れること。それをすりきり棒でそっとすりきれば、正確な量が計れます。
お米をつぎたす、カップをゆすりながら入れる、ギュッと押しこむ、といった計り方はお米の量が増えてしまい、炊き上がりの食味に影響します。

お米を少量つぎ足す
ギュッと押しこむ

正確な計り方をしないと、1カップにつきお米の量が5~10g変わります。<象印マホービン調べ>

お米の洗い方

「やさしく洗う」が、おいしさの決め手になる。

精米技術が進化した今のお米は、ぬかが少なく、きれいで繊細。だからお米はやさしく、手早く洗いましょう。洗い方や水量の調整をきちんと行えば、ごはんはビックリするほどおいしく炊き上がります。

すすぎ

ボウルにためた、たっぷりの水を
内釜に入れます。
たっぷりの水で、
大きく2、3回かき混ぜます。
手早く混ぜるのがポイントです。
水を捨てます。

(1)(2)(3)を、2セットくりかえす。

※お湯(35℃以上)で洗米や、水量の調整をしないでください。
※ボウルに水を入れて準備しておくと、多くの水を一気に入れることができるので手早く洗米ができます。

洗い

水を捨て、
お米だけの状態でかき混ぜます。
手の指を立て、シャカシャカと30回(約15秒)かき混ぜます。
内釜の内側にそって混ぜるのがコツです。
その後、ボウルにためた水をたっぷり入れてください。
2、3回大きくかき混ぜて、
サッと水を捨ててください。

(3)(4)を2回くりかえす。

洗いの時のワンポイントアドバイス!
手のひらでギュッギュッと押しつけると、米粒が欠けたり、つぶれたりするので、指を立ててかき混ぜましょう。

(1)(2)(3)(4)のセットを、カップ数に応じて※くりかえす。

※洗い くりかえしの目安:
4カップ(4合)未満…2セット
4カップ(4合)以上~8カップ(8合)未満…3セット
8カップ(8合)以上…4セット

③仕上げすすぎ

ボウルにためた、たっぷりの水を
内釜に入れます。
たっぷりの水で、
大きく2、3回かき混ぜます。
手早く混ぜるのがポイントです。
水を捨てます。

(1)(2)(3)を、2セットくりかえす。

※お湯(35℃以上)で洗米や、水量の調整をしないでください。
※ボウルに水を入れて準備しておくと、多くの水を一気に入れることができるので手早く洗米ができます。

ポイント!
①すすぎ・②洗い・③仕上げすすぎの作業を手早く行うとおいしく炊けます。

その他、ごはんをおいしく炊くオススメポイントも!

内釜を平らなところに置いて、左右の水位線を見ながら水量を調整します。内釜を回転させるように動かすと、お米が中央に集まります。その後、内釜をやさしく揺らしながらお米を水平にし、炊飯ジャーにセットしてください。
炊飯メニューによって水位線の位置が異なる場合は、それぞれのメニューに合わせてください。

はじめのすすぎの水と、炊飯時の水は、おいしさのカギを握ると言っていいほど大事です。お米が吸水しやすいタイミングで、ミネラルウォーターや浄水器など炊飯に適した水を使えば、ごはんはもっとおいしくなります。

1/4ずつ内釜のなべ肌にそって大きく起こします。しゃもじを立ててかたまりを切るようにほぐしてください。ほぐすと余分な水分が飛び、全体をムラなくふっくらさせることができます。
炊き上がった状態で放置してしまうと、重みで下のごはんがつぶれてしまうので、炊きあがってすぐにほぐすことがオススメです。

参考:
象印マホービン|おいしいごはんの豆知識
https://www.zojirushi.co.jp/gohan/howto